2019年5月30日
情報化社会の転職活動で迷うこと…履歴書・職務経歴書は手書きかパソコンか。どっちにすべきか。悩みますよね。弊社に応募してくださる方も、履歴書や職務経歴書の形式や書き方は様々です。確かにパソコンで作成したほうがスッキリしますが、古風な会社だと「やはり履歴書は手書きで」という意見もありますよね。実際にはどちらが良いのでしょうか?
結論から言うと、どちらで作成しても採用・不採用にはあまり影響はありません。弊社の場合だけかもしれませんが、字の上手・下手ではなく「丁寧」に書いていない方はどうかな、と思います。自分の一生を決めるかもしれない大事な転職。そこで丁寧な仕事ができない人が、日常の仕事をきちんと対応できるはずがないと思いませんか?たとえ字が下手でも、まっすぐ書く、とめはねをきちんと書くなどの誠意は欲しいと思っています。字に自信がないのであれば、パソコンで入力すればいいんです。そして、パソコンでも手書きでも、誤字・脱字には気をつけてくださいね。
それでは、手書きとパソコンのメリット、デメリットについてお話しましょう。
もくじ
履歴書・職務経歴書を手書きで作成することで、企業側の採用担当者へ、応募者の「丁寧さ」や「意欲」が伝わると思われます。簡単にパソコンで作成できる現在だからこそ、逆に手書きの履歴書・職務経歴書は目立ちますし、きれいで丁寧な文字などから、あなたの人柄も伝わるはずです。この会社に入社したい!という気持ちが強い場合には、手書きで気持ちを伝えてみましょう。
応募先の考え方によりますが、応募者から手書きの履歴書・職務経歴書を受け取った際に、「パソコンスキルのない応募者」という印象を持つ採用担当者もいるようです。Wordやexcelのスキルを求める職種への応募の際には、パソコンでの作成の方がよさそうです。
うっかり誤字や脱字をしてしまった場合、パソコンであれば簡単に修正できますが、手書きだと最初から書き直さなくてはいけません(修正液の使用はNGです!)。完成間近であればあるほど、間違えてしまったときのダメージも大きいですよね。ミスをしてしまってもスグに直せるというのは、パソコンで作成する場合の最大のメリットですね。
特に職務経歴書は文字数も増えるので、手書きの場合、読み手にとって読みづらい印象を与えてしまう可能性があります。一方、パソコンでWordやExcelなどを使用すれば、文章やフォント、改行、行間の調整などは自由自在。手書きよりも断然読みやすく作成できます。
志望企業ごとに履歴書・職務経歴書を作成することになりますが、手書きの場合は一度企業に提出してしまったら手元には残りません。別の企業に応募する場合は一から作成する必要があります。パソコンで作成すれば基本のデータは残っているので、あとは企業ごとにカスタマイズするだけで簡単です。
複数の企業に同じ内容の履歴書・職務経歴書を送ってしまい、採用担当者に使い回しがばれる可能性があります。データが保存できるものの、部分的にカスタマイズするなど、アピールポイントを変更することが大切です。